劇団うめはるは、第1・3火曜日の月に2回地域包括支援センター関原会議室にて寸劇、ダンス練習、おしゃべりをする足立区唯一の劇団サロンです。
取材当日は、足立区シルバー人材センターの会員向け研修会で寸劇の披露をしていました。
なんと客席は100名を超えるシルバー人材センター会員が集まり、「劇団うめはる」の寸劇に感心、笑い、拍手が飛び交う時間でした。
今回の寸劇は、認知症の方への対応方法を悪い例、良い例と演じ、わかりやすく具体的に見せてくれました。
通常の講習会では、なかなか理解しづらい認知症の対応方法もこの寸劇ならわかりやすかったようです。客席の万度もうなずく姿が印象的でした。
現在、劇団員は17名で、平均年齢は70歳を超えているそうです。認知症についての寸劇は全7話です。サロンでの練習もやりがいを感じ、常に高みを目指しています。劇団では一緒に演じてくれる仲間と寸劇を披露できる機会を探しているそうです。
演技がうまい!わかりやすい!楽しい!と大変勉強になりました。「人生ここから、100歳時代」とは、まさにこの劇団のことと感じました。舞台上で輝いている演者をみて、うらやましかった筆者でした。