今回の研修テーマは青少年の居場所作りをされている「認定特定非営利活動法人カタリバ」(以下カタリバ)のマネジャー佐渡加奈子氏より子ども達との関わりの様子を講義いただきました。
自分に自信が持てず何もする気が起きなくなり不登校になった中学年が、カタリバに温かいご飯を食べたいと通い、次第に「こんな大人になりたい」と高校進学。今では「子ども達に関われることをしたい」と自主的にこども食堂で工作ボランティアとして参加しているそうです。子ども達は地域の中で愛されて育つことで自信を得ることができます。ぜひ地域の民生・児童委員の皆さまに「温かい目で子ども達を見守っていただきたい」とメッセージをいただきました。
どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し活動する教育団体を知ることができました。(田嶋)