民生・児童委員の研修会では、コロナ禍で子ども食堂による会食ができない代わりに、地域で拡がりつつあるフードパントリーについて学ぶことになりました。
「やなかパントリー」の藤本代表は、「子どもたちの故郷になる北綾瀬で何かやりたい!」と、実行委員会やボランティアなどたくさんの方が関わりながら楽しく活動されています。また、講師の坂田課長からは、子ども食堂やフードパントリーが食の提供だけではなく、子どもの居場所づくりや、食に関して課題のある家庭の支援を目的としていること、企業としてもフードロス対策であることなど、運営面のお話も伺えました。
※フード(食品)ロスとは…本来食べられるのに捨ててしまう食品。日本人一人当たりの食品ロス量は一年で約48㎏。毎日茶碗一杯分を廃棄している。(農林水産省ホームページより)
東綾瀬地区の民生・児童委員の中でもフードパントリーに関わっている方も多く、地域の中の支えあいが感じられました。(小川清子)