デイサービスなどを運営しているNPO法人スマイル・エイジングパートナーでは、地域とのつながりを大切にしています。子どもから大人まで誰でも気軽に交流できる「かどっこカフェ」を運営するほか、様々なイベントを企画。
今年度からはキッズボランティアも開始。毎週、小学生がボランティアで高齢者の肩たたきを行っています。今後は子育てサロンの設立も目指し、あらゆる世代の笑顔を支える予定だそうです。
代表の荻田氏は「私もスタッフも人が大好き。地域で自然とつながりが生まれたら嬉しい」と楽しそうに語ります。
デイサービスの高齢者と、肩たたきボランティアの小学生。子どもたちは、友達同士で来てくれました。
肩たたき終了後、高齢者からキッズボランティアへ「気持ちよかったよ。ありがとう」。世代を超えた触れ合いが広がっていきます。
ボランティアに参加するとカードにポイントが貯まります。子どもたちは「ポイントでパパ、ママへプレゼントをしたい」と嬉しそうに話していました。
「誰でも役割があります。必要とされていることが実感できると、自己肯定感が高まり、自分らしく過ごせるのではないでしょうか」という荻田代表の言葉が、特に印象に残っています。(足立社協 認定調査第一課)