ふれあいファミリークリニックの角院長は「診察室の外にある地域の課題を感じ、小台・宮城地域にあったらいいものを、住民と妄想したい」と考え、地域の居場所妄想会を始めました。
毎月第1土曜日の診療後に、住民や地域包括支援センター新田、NPO法人などがクリニックへ集まり、地域にあると助かるものについて話し合っています。
「多世代交流をしたい」という意見が多かったため、幅広い世代で楽しめる居場所づくりを検討することになりました。妄想から始まる、地域の皆さんが集える居場所づくりが進んでいきます。
この日は、居場所づくりの案出しをしました。地域でやりたいことがより具体的に膨らみ、皆さんの地域愛が広がっていきます。
多世代で楽しめる企画は?ということでNPO団体スマイルリンクさん提案の、駄菓子を使った「100円ピッタリ暗算チャレンジ」を皆でやってみました。
診療の傍ら、地域について熱い想いを抱く角院長。「昨日は寝る前にこんな妄想をしたんですが…」と、楽しい妄想が溢れて止まりません。
クリニックが中心となって、住民や関係機関が連携し進めていく地域づくり今後に期待が高まります。(足立社協 千住地区担当)