2022年に設立した一般社団法人てとらぽっと※。若者たちの居場所づくり、地域活性化、多世代交流などを目的に「誰もが安心して過ごせる場づくり」を行っています。
活動の柱はカフェというオープンな場所でつくる「ホッとできる居場所」。六町駅前商店会reskが主催、てとらぽっとが実行委員となって月1回六町公園で「青空カフェ」を開催し、見守りも兼ねた地域の憩いの場になっています。
また、月1回梅島駅前通り商店街と連携してイベントも企画。子どもたちを地域で見守る関係づくりを行っています。
※ 「てとらぽっと」…海沿いに連なるテトラポットが団体名の由来。海を穏やかにし、テトラポットに守られた海域には様々な生き物が豊かに集うように「地域の憩いの場になりたい」との思いが込められています。
カフェスタッフを務める大学生たちと代表の和泉薫さん(写真:前列右から2人目)。約20の大学の学生が、ボランティアで運営しています。
ワークショップ「お姉さん&お兄さんたちと遊ぼう!」の様子。謎解きゲーム、モルック、宿題おたすけ隊…など柔軟でアイデア溢れる企画が大人気。
スタッフがデザインしたキッチンカーはメニューも豊富。六町公園での開催は年内で終了し、12月からは形を変えて綾瀬で毎週水曜に開催予定だそう。
フィリピンと日本で約20年間、児童・困窮者支援に携わってきた和泉さん。温かく力強い眼差しが印象的でした。(足立社協 基幹地域包括支援センター)