地域包括支援センターあだち(以下、包括あだち)はコロナ禍に高齢者の外出機会が減り、孤立が進み、栄養状態も悪化している点を解決するために、関係機関や住民との話し合いを経て、会食が出来る集いの場作りに取り組みました。
この取り組みに賛同する地域住民や関係機関が世話人となり、2ヵ月に1度、単身高齢者を対象とした「あだち集いごはん」を開催しています。
世話人で毎回、打合せをしてレクリエーションの企画や弁当の選定を行います。当初は参加者だった方が、今では世話人として活躍されています。
会食の前に世話人井口さんの声掛けで体操を行います。「高齢者にとって孤独が一番いけないんだよ」と世話人の岡田さんは熱く語ります。
会食中も笑顔に溢れ、男性参加者は「まだまだ男性が少ないけどあだち集いごはんを盛り上げよう!」と仰っていました。
世話人、前列右より時計回りに本田さん、井口さん、太田さん、包括あだち伊藤さん、支援センターあだち柴田所長、岡田さん、包括あだち桑原さん。
一緒に食べることが空腹を満たすだけではなく、心も満たされることをしっかり感じることが出来る楽しい時間でした。(足立社協 基幹地域包括支援センター)