あおぞら作文教室の眞野さんは、子ども達の体験の機会が減っていることに課題を感じ、地域貢献活動として、子どもの感性を大切にした「本物の体験」の場を提供する様々なイベントを開催しています。
都外の農家や地域の方々の協力とアイデアに支えられた活動で、野菜の収穫、たけのこ掘り、餅つき、竹細工、どろんこ遊び等、内容は多岐に、連携先は多方面に渡ります。
イベントは、子ども、親子、80代の協力者…と多世代が体験を通じて同じ時を過ごす貴重な場になっています。
農家さんの厚意で農薬散布のない畑を使わせてもらい、思い切りどろんこ遊びを体験しました。大人も子どもも全身どろんこまみれです。
雑誌記者や塾講師、学校介助員等の経験から、遊びを取り入れ学ぶ力、書く力を育む塾を創業した眞野さん。「体験こそ良い作文の秘訣」と語ります。
田植え(5月)、稲刈り・天日干し(9月)、脱穀・精米、羽釜で炊いた新米を食す(10月)農業体験。参加者が農作物を購入し農家さんも「Win-Win※」と。
※Win-Win(ウィンウィン)とは…双方にメリットや利益がある関係性。
「本物の体験は子どものエンパワメント」との言葉と、どろんこまみれの素敵な笑顔が印象的でした。(足立社協 中部地区担当)